寛政8年(1796年)の津軽藩校稽古館を前身に、明治5年(1872年)公学校廃止の文部省布達により菊池九郎(のちの初代弘前市長)が創立者となり、「私立学校東奥義塾」として下白銀町に開校され、平成24年(2012年)には創立140周年を迎えている。なお校舎は昭和62年(1987年)に新設され、現在は石川字長者森に位置する。
校訓に「敬神愛人」を掲げ、その建学の精神に薫陶を受けた同窓生は3万人近くに及んでおり、なかには近代ジャーナリズムの先駆者・陸羯南や日本商工会会議所初代会頭・藤田健一などが名を連ねている。